夫婦は、一つ屋根の下に暮らす一番近い他人。結婚するまではお互いに気がつかなかった、あるいは結婚してしばらくは気がつかなかったのになんだか最近相手の臭(にお)いが気になる・・・ということはありませんか?株式会社マンダムが行った「男女(夫婦)の関係とニオイについての調査レポート」によると、なんと75.4%の女性が、結婚後に夫の臭いが気になっていると回答しています。個人差はありますが、その中で臭いが気になり始めた平均的な時期は結婚6年目。35~39歳で約3割、30~44歳で約8割もの人がその年齢で夫の体臭が気になりだしたという結果となっているのです。体臭問題は本人に伝えるのも勇気がいりますし、まして人に相談するのもハードルが高いもの。今回は、普段は聞けない家庭の臭い事情をご紹介いたします。

年齢があがるとともに夫は自分の臭いに無頓着に!

夫の臭いが気になる背景には、どんな要因があるのでしょうか。セーレン株式会社の「臭いに関する意識調査」では、20代男性の「ニオイ対策をするorしている」男性が76%なのに対して、30代男性が66%、40代男性が60%、さらに50代男性は57%と、年齢を重ねるにつれて臭い対策に対する意識が低下していることが明らかになりました。ホルモンバランスが変化し最も「ミドル脂臭」「加齢臭」対策が必要な30代後半~50代の男性が、若い人よりも臭いに関心がなくなることで必然的に体臭が増してしまうのかもしれません。

女性も加齢臭の危機が?!

では、女性の体臭はどうでしょう。男性の加齢臭と同じように、女性の体臭が高まると言われるタイミングは閉経後。女性は普段、皮脂腺を活発にする男性ホルモンの働きを、女性ホルモンによって押さえています。しかし、生理が止まる50~60歳にかけては女性ホルモンのバランスが崩れ、体に変化が起こるため男性と同じように体臭がきつくなる傾向があります。つまり、男性よりもタイミングは遅くなりますが、女性も同じく加齢臭が発生する可能性があるのです。

愛情と臭いの関係

マンダムの調査によると、夫への愛情度と臭いケアの関係について、夫への愛情が高ければ高いほど夫の体臭へ口を出す回数が増えて臭いケアもこまめに行うという調査結果が出ています。逆に、愛情が低い妻は特に口に出さず諦めたり夫の臭いケアに協力しない傾向にあるようです。体臭については夫婦間でも指摘しにくいことですが、愛する夫が職場や周りの人々に迷惑をかけないためにも、妻の協力が必須と言えるでしょう。また、妻が早くから夫の臭い対策に協力していれば、妻が加齢臭が気になる年齢に差し掛かったときに夫の協力を得やすいかもしれません。

匂いトラブルを乗り越える

これらの体臭は、不潔なのではなく、加齢によるホルモンバランスの変化など体質の変化が大きく影響している場合が多々あります。相手の臭いが気になったら、言いにくくても正直に伝え、一緒に体臭問題をのり越えていくのが夫婦円満と臭いの解決への最短距離なのかも知れませんね。