汗ばむ季節となってきましたね。汗のついた服はお洗濯して乾かして。あれ?洗濯したのにニオイが取れてない!そんなことはありませんか?
女性のおしゃれ着はデリケートな生地のものが多く、洗濯方法に気をつけないと縮んだり色落ちも心配ですね。ドライマークの付いた服を傷めず かつ ガンコなニオイを落とすには、どういった洗濯方法があるのでしょうか。

○洗濯したのにニオイがするのはどうして?
・原因は皮脂汚れ
通常の洗濯では落ちきれなかった皮脂汚れがだんだん蓄積してゆき、それをエサに雑菌が繁殖し不快なニオイを放つことがあります。また、わきが体質の方は服の脇の部分にしみ付いたニオイが通常の洗濯では落としきれないことが多いので、要注意です。
・黄ばみの原因にも
また、衣替えで去年の夏服を出してみたら、脇のところが黄色いシミになっていた、という経験はありませんか。汗や皮脂の汚れは時間が経つと黄ばみとなって現れてきます。
時間が経ってシミとなった汚れは落とすことが難しいです。

服についた脇のニオイは、アポクリン汗腺から出た汗によるもので、これにはタンパク質や脂肪酸含まれています。また、アポクリン汗にはリポフスチンという色素が含まれており、これが服の黄ばみの原因となります。
服にニオイや黄ばみを残さないためには、洗濯のたびに汗や皮脂をしっかり落とすことが重要です。では通常の洗濯では落としきれない汚れは、どうしたら取り除くことができるのでしょうか。

○漂白剤を使っているのにニオイが落ちない!?
酸素系漂白剤はシミ抜きが得意で、色や柄のついた服でも色落ちしないので安心ですが、脂汚れはあまり得意ではないようです。
塩素系漂白剤は白い服をより白くすることには長けていますが、色素を破壊するので、色や柄のついた服の洗濯には向きません。

○服についた脇のニオイを落とす方法4選

・お湯を使う
皮脂汚れには、水よりもお湯で洗った方が汚れがゆるんで落ちやすくなります。熱湯は繊維が傷みますので、ぬるま湯を使いましょう。

・石けんで部分洗いをする
服の脇の部分をあらかじめ石けんで洗ってから通常の洗濯をします。

・重曹を利用する
洗面器にぬるま湯を用意し、重曹を大さじ1加えてよく混ぜます。その液で1時間ほどつけおきし、そのあと通常通り洗濯します。ニオイの原因である皮脂汚れに効果があり、黄ばみも落とせます。
部分洗いをする時間がないときなどに重曹につけておき、あとから他のものと一緒に洗濯すればいいので、手軽な方法です。

・裏ワザ!食器用中性洗剤で洗う
食器用中性洗剤は食器の油汚れを落とすのが得意なので、実は、服の皮脂汚れにも適しています。服の脇の部分に食器用中性洗剤をつけ、優しくもみ洗いしたら通常通り洗濯します。ワイシャツの襟や袖の黒ずみにも効果があります。

このように、服についたガンコなニオイもちょっとした工夫ですっきり落とせます。洗濯のことを気にして綿のTシャツばかりだった人も、この夏はドライマークのついた可愛い服を着てみませんか?