生活の中で幅広く利用できる「ハーブウォーター」。「ハーブウォーター」という名前で売られている清涼飲料水がありますが、ここでご紹介するハーブウォーターは飲料水ではありません。今回は、生活に役立つ、ミント系のハーブウォーター4種類と、ハーブウォーオターの使い方、使う際の注意事項などをご紹介いたします。

ハーブウォーターとは?

ハーブウォーターとは芳香蒸留水のことで、ハーブなどの植物を水蒸気蒸留を利用して精油を抽出するときに副産物としてできる水溶性の芳香成分を含む水のことです。フローラルウォオーター、エッセンシャルウォーター、アロマウォーター、ハイドロゾルとも呼ばれ、昔はとても貴重なものとして医療にも使われていました。ハーブウォーターはアルコールや分散剤などを使って水と精油を混ぜたアロマウォーターや、ハーブをお湯で抽出したもの、精油、とは異なります。成分の濃度がとても低く、作用はゆっくりですが精油よりも安全性が高いと言われています。

ハーブウォーターの使い方

ハーブウォーターは精油と違って有効成分が水に溶け込んでいるため、希釈の必要がなく、精油の扱いに慣れていなくても化粧水としてなど手軽に使うことができるのが利点です。化粧水(ローション)以外にも、クレイパックや歯磨きペーストの材料、ヘアウォーター、リネンウォーター、ルームフレッシュナー、精油と合わせてアロマとしてなど、幅広く利用できます。今回は色々なハーブの中でもミントウォーター4種類をご紹介します。
「ペパーミントウォーター」    
ペパーミントの精油と成分が近いため、程度の差こそあれ同じような効果が期待できます。主成分のメントールの薬理作用は、鎮痙・鎮痛、鎮咳・去痰作用、精神疲労の緩和、胆汁分泌、抗菌作用などです。現在では、胸やけの時や気分をリフレッシュしたい時、また化粧水として、ニキビ肌や日焼けした肌、かゆみなどによく使われます。
「アルベンシスミントウォーター」
アルベンシスミントは日本名「和ハッカ」です。ペパーミントよりもメントール含有量が多いのが特徴で、薬理作用はペパーミントと同じです。
「スペアミントウォーター」   
メントールが主要成分のペパーミントやアルベンシスミントとは異なり、カルボンが主要成分で、鎮静・鎮痛、肌のかゆみなどに使われます。
「ベルガモットミントウォーター」
 ベルガモットミントは別名オーデコロンミントといわれ、オーデコロンのような強い香りが特徴で、肌のかぶれや日焼け、痒みなどに使われます。メントール、カルボンが主成分の、ペパーミント、アルベンシスミント、スペアミントに共通して保湿効果が認められています。

使用時の注意事項

ハーブウォーターは、精油に比べて成分の含量が低く安全といわれていますが、持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談しましょう。また、飼い猫がいる場合は、成分が解毒されず身体に滞留して毒となる場合がありますので注意をして下さいね。

ハーブウォーターは、生活のさまざまな場面で気軽に利用できるものです。一度試してみてはいかがですか?