ハッカってどいういうハーブ?
ハッカというと、ハッカ飴や薬局で売っているハッカ油など、皆さん一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?北海道では、大豆にハッカ入りの砂糖菓子をまぶした北見名産のハッカ豆が有名です。
ハッカ、は学名Mentha arvensis var.piperascensで、シソ科ハッカ属の日本のハーブです。別名、メグサやメハリグサ、メザメグサなどといわれ、生薬名では薄荷葉、ハッカヨウといわれています。日本のハッカは、中国から来たと考えられていますが、歴史が古く、はっきりとしたことはわかっていません。ハッカの種類は非常に多く、交配しやすいので分類の難しい植物です。
また、「目覚め草(メザメグサ)」「目貼り草(メハリグサ)」という別名もあります。これはハッカの葉を目のまわりに貼って刺激を与えたことによるとされています。
ちなみに、「薄荷」という名前の由来ですが、香料として盛んに使われてきたため、「荷物が軽くても(薄くても)儲かる作物」という意味で薄荷という名前が付けられたという説があります。

ペパーミントとハッカの違い
ペパーミントとハッカは同じものだと思っている人も多いようですが、実際は、ハッカはペパーミントに比べてメントールの含有量が非常に多く、メントールの際立った清涼感の強い香りですが、きつく辛いというよりは、日本人の好むさっぱりとした香りです。
そのため、ペパーミントは製菓材料に使われてきたのに対し、ハッカは主に薬用に使われてきたようです。
ハッカは、肌に触れるとひんやりしますが、体内に入ると末梢神経を広げて体を温める働きがあります。また中枢神経を抑制するので、頭痛にも効果的です。
スペアミントは、ペパーミントの近縁種ですが、メントールは全く含まずカルボンが清涼感を出していて、甘い香りがします。

ハッカの使い方
一般的なハッカ油は、基本的に精油の使い方と同じですが、メーカーによっては食品グレード(食品添加物)として利用されているハッカもありますので、その利用法をご紹介します。天然の添加物ですので、食品として安心して利用できます。
○紅茶に入れると美味しいミントティーになります。
○アルコール類に入れて清涼飲料として飲みます
○ドライブなどの眠気覚ましに最適です。
○虫よけ効果があるので、キャンプやスポーツに利用します。
○肩こり、筋肉疲労に使います。
○その他、芳香剤、トイレの消臭、まな板の殺菌など、さまざまな使い方ができます。
使用する際の注意点として、
飲み物に入れる時や、肌に塗る時は、使用量に注意をして下さい。メーカーが記載している容量を必ず守って使用して下さい。
また目に入らないように注意をして下さい。
保存容器は、プラスチックやゴム製品は劣化してしまいますので、気を付けて下さい。

北海道の名産で、以前世界市場の90%の生産量を誇っていたハッカ。輸入品などが出回り一時衰退しましたが、近年、再度日本のハッカが脚光を浴びるようになってきました。あなたも日本のハッカを是非生活に取り入れてみませんか?