「香り」は食物の風味を増し、食欲を増進する作用があります。日本でも、しょうが、しそ、ねぎ等の薬味が昔から使われています。しかし、ペパーミントといえば、アイスクリームの上にちょこんと飾られているイメージですよね。今回は、ペパーミントが多く利用されるダイエットにも最適なベトナム料理をご紹介いたします。

ハーブを多用するベトナム料理
ベトナム料理では、パクチー(コリアンダー)、ドクダミ、ディル、オリエンタルバジル、といったハーブとともに、ペパーミントも主要なハーブとして多用されています。
調理に使うだけでなく、例えばフォーという麺を注文すると麺とは別のお皿に様々な香草が大盛りで出てきます。食べるときにそれらをちぎって、直接スープに入れて食べると、味と香りが口の中で混じり合い独特の風味が広がるのです。
唐辛子を沢山使った辛い味付けが多い東南アジアの中でも、ベトナム料理はマイルドな味つけで、各自が手元のたれや香草で味を調節します。
ベトナムは暑い気候の国ですので、生野菜をたくさん食べて体をクールダウンさせる効果があります。ペパーミントは、スーッとする清涼感があり、また、消化促進、抗菌作用があるといわれています。また、葉野菜を多く使うことで食事のかさが増し、食べ過ぎを防いでくれます。ベトナム料理は薄味ですが、薬味を用いることで塩分控えめでも満足できます。

南部ホーチミンの名物料理「生春巻き」

えびの生春巻き
材料(8本分)
ライスペーパー     8枚
えび          16尾
焼き豚         100g
ビーフン        100g
青じその葉       8枚
ミント、レタス等の葉  適量
にら          4本

ヌクマムだれ
材料(作りやすい量)
ヌクマムまたはナンプラー     大さじ2
ライムまたはレモン汁       大さじ3
砂糖               大さじ3
水                大さじ3
にんにくのみじん切り       1/2かけ分
赤とうがらしの輪切り       1/2本分

作り方
1. えびは背わたをとり、塩と酒少々を入れた熱湯でさっとゆでて頭と殻をとり、身を半分の厚さに切る。焼き豚は細切りにする。ビーフンはゆでて水分をきる。にらは15cmくらいに切る。
2 .ライスペーパーに霧を吹いてもどす。
3 .ライスペーパーの中央にえび、青じそを置き、手前に焼き豚、ミントなどの葉ものを均一の太さになるようバランスよく並べる。両端は巻くときに折りたたむので具をのせない。ビーフンを具の中央部に乗せる。
4 .ライスペーパーの左右を折り、中央部分ににらをのせる。
5. 手前からしっかりと巻く。
6 .ヌクマムだれの材料すべてをボールに入れ、砂糖が溶けるまでよく混ぜる。
7 .生春巻きを器にもり、たれを添えて、できあがり。

ダイエットにもおススメ
ベトナムの女性はアオザイという体にフィットした民族衣装をまといます。15~20か所も採寸するオーダーメイドで少しでも太ると着られなくなってしまうので、ベトナムの方は体形維持についての意識が高いそうです。香草を上手に使い、カロリー控えめ、野菜をおおく食べるベトナム料理は、食べる量を我慢せずに体調を整えながらダイエットもできます。ぜひ食生活に取り入れてはいかがですか?