バレンタインの時期になると、デパ地下にはチョコレートの甘い香りが漂ってきます。色々な種類の美味しそうなチョコレートが並び、どれを選んだら良いか迷ってしまいますよね?今回は、美味しいチョコレートの選び方と食べ方についてお伝えします。

今どきの日本のバレンタイン
日本でのバレンタインは、もともとは女性から男性へ愛情の告白でチョコを贈るものでしたが、徐々に社会現象となり、男性の上司や同僚に贈る義理チョコが主流になっていきました。最近では、女子同士で贈り合う「友チョコ」や、自分で買って食べる「自己チョコ」、男性から女性に贈る「逆チョコ」、お世話になった人へお礼の気持ちを込めて贈る「世話チョコ」など、色々と変化してきているようです。

カカオ豆は種類によって香りが違う
カカオ豆は、チョコレートやココアの原料でカカオの樹の果実の中の種子です。カカオの樹は、赤道の南北緯度20度以内の、年間平均27℃前後の高温多湿の地域(西アフリカ、東南アジア、中南米)で栽培される熱帯植物です。
カカオの味は、産地や種類、生産された年によって違い、チョコレートメーカーやショコラトリーは、独自に数種類のカカオをブレンドして特徴を出しているそうです。
カカオ豆の種類は以下の3種類が源種ですが、各産地で品種の研究がされていて、多くの派生種があります。
・クリオロ種 
メキシコ・ベネズエラなどで栽培されています。病害虫に弱いため、生産が難しく生産量が全体の1%と貴重です。品質が良く、香ばしく上品な香りで、フレーバービーンズとして珍重されています。
・フォラステロ種
西アフリカや東南アジアなどで栽培されています。病害虫に強く生産量が全体の90%を占めます。苦味・酸味・渋味が強く、香りは弱いです。
・トリニタリオ腫
クリオロ種とフォラステロ種の交配種で、クリオロ種の芳醇な香りとフォラステロ種の耐病性という特徴を受け継いでいて、フレーバービーンズとして多くの国で栽培が進められています。生産量は全体の10%です。

美味しいチョコレートの選び方、香りの愉しみ方と食べ方
美味しいチョコレートは、カカオバターをはじめとする成分が均一で、プラスティックのような光沢感があります。チョコレートの醍醐味は、パッケージを開けた瞬間の香りを楽しみ、チョコレートが溶ける瞬間を味わうことです。チョコレートの原料のカカオバターは、温度が28℃前後で固まったり溶けたりするのですが、本当は溶ける寸前が一番香り豊かで、味も美味しいのです。チョコレートを食べる時は、冷蔵庫から出してすぐには食べずに、常温にして食べるのがお薦めです。

カカオ豆やチョコレートの事を知ると、パッケージのデザインやチョコレートのフォルムだけではなく、いつもと違った選び方をしてみたくなりますよね。今年のバレンタインは、自分へのご褒美にとして、少し贅沢な美味しいチョコレートの香りと味を愉しんでみてはいかがでしょうか?