住まいの出入り口である玄関は、家の顔となる大切な場所。家の第一印象は玄関で決まるといっても過言ではありません。だからこそ、入った瞬間に嫌なにおいがするのはどうしても避けたいところです。印象のよい清々しい玄関をキープするために、においが発生しやすいポイントと、そのお手入れの仕方を取り上げます!

靴の手入れと下駄箱の掃除

玄関にあるもののなかで、もっともにおいの発生源となるのが靴です。土や埃などの外側からの汚れに加え、内側にも、汗や皮脂などと雑菌が混ざることでにおいが籠ります。汚れた服を洗濯するのが当たり前にように、靴のケアもしっかりとしていきたいですね。靴のケアはにおいを抑えるだけではなく、靴の寿命を延ばすためにも必要な作業です。
布製の運動靴などは、定期的に洗うようにしましょう。革靴は、専用のブラシや布で外側の汚れを取り除き、陰干しするなどして湿気を取ります。内側のケアには、水100ccに重曹小さじ1を加えた重曹スプレーを使うのもおすすめです。靴の内側や中敷きにまんべんなく吹きかけてから、しっかりと乾かします。重曹をそのまま布に包んで、靴の中に一晩入れておく方法もあります。
下駄箱の中にも、靴から落ちた汚れが溜まります。曜日などを決めて中のものを全部取り出し、固く絞った雑巾でほこりや砂などを拭き取りましょう。その後は、しっかり乾燥させるのがポイント。下駄箱の中に、重曹や炭を置くと、嫌なにおいを消してくれます。重曹にお好みのアロマオイルを2~3滴垂らしてみてもいいですね。

たたきの掃除

たたきは、靴底についた汚れや外から持ち込んだほこりが常に落ちるため、とても汚れやすい場所です。できれば毎日、ほうきでさっとゴミを取り除いておくと、汚れやにおいがひどくなってから掃除するよりも楽に済みます。茶がらやコーヒーかす、濡れた新聞紙をちぎったものなどを撒いてから掃き掃除すると、舞いやすい綿ぼこりや細かいゴミが吸着されてすっきりします。時々、固く絞った雑巾で水拭きをすれば、さらにバッチリ! 落ちにくい汚れには、少量の住宅用洗剤を使って取りましょう。
たたきに脱いだ靴を出しっぱなしにはしていませんか? 靴が散乱していない広々としたたたきは、それだけで気持ちがいいもの。履いた靴をきちんと下駄箱に戻す習慣をつけることで、靴のケアにも意識が届きやすくなるのではないでしょうか。
下駄箱の上のスペースには、ついついいろいろなものを飾りたくなってしまったり、郵便物や鍵などを置きっぱなしにしたりしがちです。ものが多いとそこに汚れが溜まりやすくなるので、いらないものは極力置かないようにしましょう。厳選したお気に入りの小物や絵などだけを飾ることによって、すっきりとしたセンスのよい玄関を演出できます。花や観葉植物を置くのも素敵です。少ないものをキレイな状態で飾れば、においの元はぐっと減らせます。においのつきやすい玄関マットも定期的に洗濯し、清潔にしておきましょう。

消臭・芳香グッズを活用する

掃除をしたら、お気に入りの香りのアロマやお香、芳香剤を置いてみてはいかがでしょうか。帰宅して玄関のドアを開けたときに、優しい香りが漂ってくると疲れも癒されそうですね。
消臭には、重曹・乾燥させたコーヒーかす・炭などが活躍します。小さな容器などに入れて、玄関のすみに置いておくと、においを吸収してくれます。重曹はひと月、コーヒーかすは2週間に一度くらいを目安にして、湿気を含んできたり、消臭力が落ちてきたりしたら取り替えます。炭は定期的に水洗いをして天日干しすると、数ヶ月繰り返し使えます。
玄関はにおいが出やすい場所ですから、こまめに換気をして風を通すことも大切です。入り口のドアも忘れずに拭きましょう!