冬から春にかけては、風邪や花粉症で鼻やのどの不快感に悩まされる人が多くなりますね。日本気象協会によると、2017年は西日本で昨年を大きく上回る花粉の飛散が予測されています。近畿地方にいたっては昨年に比べて3倍以上という予測ですので、できる限りの対策をしたいですね。
アロマオイルは香りを楽しませてくれるだけではなく、身体の不調にはたらきかけるパワーも持っています。つらい季節にはアロマの優しいパワーを借りて、少しでも快適に過ごしましょう。

ユーカリとティーツリーが強い味方

風邪や花粉症対策としてとりあえず揃えておきたいアロマオイルは、ユーカリとティーツリーの2種類です。どちらも抗菌作用があるといわれていて、のどや鼻をすっきりさせ、身体が持っている免疫力を引きだしてくれます。そのほか、悩みに合わせたアロマオイルを選んで取り入れましょう。
ラベンダー
リラックス効果のあるラベンダー。気分を落ち着けて身体をしっかり休めたいときに役立ちます。
ペパーミントやレモン
鼻づまりの不快感には、ミントやかんきつ系のすっきりとした香りを。心までリフレッシュできますよ。
サイプレス
サイプレスは「森の香り」とも呼ばれ、温かいのに透明感のあるウッディな香りが特徴です。咳を鎮めてくれます。
ローズマリー
のどの不快感には凛としたローズマリー。たんを出しやすくするともいわれます。比較的刺激が強いので、妊娠中の女性、子どもやお年寄り、高血圧の人は使わないようにしてください。
ジャーマンカモマイル
花粉症でムズムズする目や鼻、のどにはリンゴのような香りのジャーマンカモマイル。抗アレルギー作用が期待できます。

家庭でのアロマオイルの使い方

普段からアロマディフューザーやアロマランプを使っている人は、アロマオイルを風邪や花粉症対策になるものに変えてみましょう。ユーカリやティーツリーは部屋の空気をリフレッシュさせてくれますよ。
鼻やのどの不調に乾燥は大敵。アロマオイルは蒸気と一緒に吸入することで身体に取り入れやすくなり、乾燥対策にもなります。加湿機能の付いたアロマディフューザーを使うと効果的ですよ。すぐにできる簡単な使い方は湯船にアロマオイルを垂らす方法。入浴前にオイルを5滴以下入れましょう。熱があったり身体がだるかったりしてお風呂に入れない日には、洗面器にお湯を張って2~3滴のオイルを垂らします。その蒸気を吸い込んでもよいですし、タオルを絞って身体を拭いたり、フットバスで足元から温めたりするのもよいでしょう。
熱があるときや頭が痛いときには、洗面器に水を張ってオイルを垂らしてタオルを絞り、額や首、胸に当てましょう。

外出先でもできるアロマ吸入

花粉症は家よりも屋外にいるときのほうがつらいものですね。ちょっと風邪をひいたくらいでは仕事を休めないという人も多いはずです。アロマオイルを外出先でも活用する方法をお伝えしましょう。
冬から春にかけてはマスクをする人が増えますね。そのマスクを使ってアロマオイルを取り入れましょう。ガーゼやたたんだティッシュにアロマオイルを1滴垂らしてマスクに挟みます。このとき、オイルが口や肌に直接付かないように気を付けてください。同じ要領で、ハンカチにアロマオイルを垂らして持ち歩くのも手軽です。不快感が気になったときにハンカチを取り出して香りを嗅ぎましょう。
職場や出先では、マグカップを使って吸入ができます。カップにお湯を入れてアロマオイルを1滴落とし、鼻や口を近づけましょう。5分間くらい、ゆっくりと呼吸するようにして蒸気を吸い込みます。

つらいときはアロマに癒やされて

アロマオイルは風邪や花粉症を治療するものではありませんので、症状を劇的に改善することはできません。とはいえ、つらい時期は少しでも快適に乗り切りたいですよね。アロマオイルは自然の恵み。優しい力と香りで、憂鬱な気持ちまで癒してくれますよ。