季節の変わり目には、天気も気候も不安定で体調を崩しがちに。体温の調節に適した重ね着ですが、洋服の素材の組み合わせによっては静電気がたまりやすくなります。この静電気が加齢臭を悪化させるとしたら・・・?! 静電気と加齢臭の意外な関係を解説しつつ、上手な重ね着のポイントをご紹介します。

静電気は加齢臭を悪化させる?

加齢臭の原因物質とされる「ノネナール」は、加齢に伴って増加するパルミトオレイン酸と過酸化脂質が結びつくことで発生します。加齢臭が発生するメカニズムや対策については、「加齢臭の原因はノネナール 分泌を抑える方法」でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
静電気というと、何かに触れたときに「パチっ」とくるイメージが強いものですが、これは体が帯電状態にあるから。帯電している状態では体内で活性酸素が発生しやすくなります。多くの病気の要因になるとして注目されている活性酸素は、体をサビつかせる困った存在です。これが脂質を酸化させると、ノネナールのもととなる過酸化脂質がますます増えてしまいます。

静電気は体質だからとあきらめていませんか?

静電気に悩まされがちな人を「静電気体質(帯電体質)」と呼ぶことがあります。静電気体質だといわれるのは、自然放電がスムーズに行えていない人。放電のしやすさには、体内のイオンバランスや肌のコンディション、服の素材の組み合わせなどが大きく関わってきます。
重ね着コーディネートを見直して加齢臭対策!
天気も気温も変わりやすい時期、コーディネートの中心になってくるのは、機能的かつおしゃれな重ね着。ただ、重ねる服の素材の組み合わせによっては帯電しやすくなってしまうので注意が必要です。
服の素材にはプラスの電気を帯びやすいものと、マイナスの電気を帯びやすいものがあります。異なる素材の服がこすれ合い、一方はプラスに、そしてもう一方がマイナスの電気を帯びると帯電します。プラスの電気を帯びやすい素材と、マイナスの電気を帯びやすい素材、そのうち主に服で使用されるものについてまとめると以下のようになります。
以下の素材で上の方に挙げたものほどプラスに帯電しやすく、下にいけばいくほどマイナスに帯電しやすくなります。
【プラスに帯電しやすい素材】
 ナイロン
 ウール
 絹
 レーヨン
 綿
 麻
 アセテート
 ポリエステル
 アクリル
【マイナスに帯電しやすい素材】
例えば、帯電のしやすさを考えた場合、最も相性の悪い組み合わせはナイロンとアクリルということになります。
見栄えだけではなく、機能性を考えるならば、帯電しにくい同一素材での重ね着や、綿と麻のように性質の近い素材の組み合わせを選びましょう。

体のコンディションを改善して加齢臭対策!
帯電しにくいコーディネートを心がけていても静電気に悩まされるようであれば、体のコンディションを見つめ直してみましょう。
体内のイオンバランスが崩れると、電気的に不安定になり帯電しやすくなってしまいます。この大きな原因といわれるのは血の巡りの悪さ。血液の循環が悪くなると、体内が酸性に傾きイオンバラスが崩れます。血流を妨げる「ドロドロ血液」の要因としては、飲酒の習慣、偏った食習慣、ストレスによる自律神経の乱れ等が挙げられます。
また、肌がうるおっていると放電しやすくなるので、肌の保湿を心がけることでも改善が見込めます。
空気が乾燥しやすくなる、これからの季節の加齢臭対策には、体の中からキレイになって帯電しにくいコンディションを保つこと、そして、帯電しにくい着こなしのコツを押さえることが重要です。秋は賢くおしゃれな重ね着コーディネートで加齢臭を予防しちゃいましょう!