新生活で何かと感じたストレスは、気がつかないうちにたまっているもの。うまくストレスケアができていないとさまざまな不調が体にあらわれます。体の不調は「臭い」となってあらわれることも。ストレスと臭いの関係について解説します。ストレスを原因とする臭いへの対策について考えてみましょう。

ストレス臭はどこにあらわれる?

ストレスが原因となって引き起こされる臭い「ストレス臭」のあらわれ方はいろいろあります。代表的なものを3つをご紹介します。
汗が臭う
99%以上が水分である汗は本来無臭です。分泌された汗に含まれるわずかなミネラルや不純物が、酸化したり細菌に分解されたりする際に発生する「酸化臭」や「分解臭」が、汗の臭いとして認識されます。細菌が増えたり、汗に含まれるミネラルや不純物の割合が変化したりすることで臭いの質や強さが変わります。
口臭
口臭は体の内側、内臓のコンディションが大きく左右します。胃、腸、肝臓、腎臓などの不調が息のニオイや、口臭にあらわれるのです。例えば、胃での消化不良によって硫黄臭が発生したり、腸の機能の低下によってアンモニア臭が発生したりします。
ワキの臭い
ストレス状態が続くと自律神経の乱れによって、ワキガの原因であるアポクリン腺からドロっとした濃い汗が分泌されることがあります。さらに、ストレス下ではワキの下にある脂肪腺からも脂質を多く含んだ汗が分泌されやすくなります。これらの汗が細菌のエサとなり、悪臭が強くなってしまいます。さらに、体質によってはストレスがワキガの引き金となる場合もあるので注意が必要です。

体の内から臭い対策!

内臓機能の低下からでるニオイには体の内側からの働きかけが必要です。ストレスによって自律神経が乱れると、さまざまな内臓の機能が低下して、不完全な処理によって発生する物質や老廃物などが体に溜まります。体に溜まった臭いの原因物質は、汗や呼気、皮脂とともに体外に排出されることで体臭の悩みが生まれることに。つまり、体の内側からの対策は、主に弱った内臓を回復させるとよいのです。
例えば、弱った胃腸の機能を回復させるためには、消化によい食品をとるように心がけると同時に、消化を助ける食品を合わせてとるよう心がけましょう。消化を助ける食品としては、胃の粘膜を保護するキャベツや長芋、消化を促す酵素を豊富に含む大根おろしなどがあります。

体の外から臭い対策!

臭いの対策は、体の内側からだけでは不十分です。体の清潔を保ったり運動などをしてストレスをうまく発散させたりといった、体の外からの対策も欠かせません。
汗の臭いは、ぬれたタオルで皮脂や分泌物をこまめにしっかり拭き取り、細菌を増やさないことが重要です。
しかし、どんなに清潔を保っていても、ストレスケアなしに根本的な解決はありません。ストレス臭の対策としておすすめするストレスケアの方法は、汗をかくことです。
体温調節のために分泌される良質な汗は、酸化臭や分解臭の原因となるミネラルや老廃物を多く含んだ汗とは性質が異なりサラサラとしています。岩盤浴やヨガ、入浴など、体を中心からじっくりと温めてサラサラの汗をかきましょう。サラサラの汗をかくことで老廃物を排出して代謝が上がり、自律神経の働きを整えることにもつながります。自分に合った方法で気持ちよく汗をかき、ストレスに強い生活スタイルとストレスケアの方法を見つけることが最も大切です。
ストレス臭には、ストレスケアとともに、気になる臭いに応じた対策が効果的。体の内側と外側からケアしてストレスの多い季節を乗り切りましょう。