少しずつ暖かくなり、そろそろ厚手の衣類をしまおうと思っていませんか? 衣類をそのまましまうと、次の冬に着たときに臭いが発生し周囲に広がり体臭だと思われてしまうことも……。来シーズンに後悔しないために、衣類をしまう前にやっておきたい、冬もの衣類のケア方法をご紹介します。

しまう前の衣類の臭い対策はなぜ必要?

20~60代の既婚女性500人を対象に行われた、衣替え時の保管トラブルに関する調査(2015年)では、「しわ」や「毛玉」とともに、「臭い」のトラブルがいずれの年代でも3大トラブルのひとつとして挙げられています。
厚手の冬物の衣類は繊維と繊維の間に空気をたくさん含むため、より多くの臭いが吸着されます。
しまう前にきちんと臭いの対策をとらずに、長期間風通しが悪く空気のこもったところに収納してしまうと、次のシーズンで服を着ようとしたときに、すっかり臭いの染みついた衣類になってしまうのです。

「体臭」と思われないために!原因別、臭い対策

臭いにもいろいろあるように、衣類についてしまう臭いの原因もひとつではありません。
湿気・カビ
なんだか「空気がこもったような臭い」がするというときの原因は、湿気であることが多くあります。一度衣替えで服をしまい込んでしまうと、クローゼットに服をかけていたり、毎日のようにタンスの引き出しを開け閉めしたりしていたときに比べて空気はこもりがちになります。しっかり除湿をしていないと湿気た臭いが服についたり、カビが発生しカビ臭くなったりしてしまいます。。
対策は、無臭の除湿剤を使用するとともに、可能であれば、特に大切な服はたまに風を通すようにするといいでしょう。
洗剤
きちんと洗ったのに嫌な臭いがするという場合は、洗剤が十分にすすげていないことが考えられます。クリーニングに出した衣類であれば薬品の変質が原因になることも。
クリーニングに出した衣類はそのまましまわず、ビニールを外して風を通してからしまいましょう。自宅で洗濯する場合は、十分なすすぎ意識して行いましょう。

服を守る防虫剤の臭いはどうする?

しまっていた衣類を出すときに気になるのが、除湿剤や防虫剤の臭いうつり。無臭の防虫剤を選ぶほかに、アロマの力をかりるという方法があります。
天然成分の虫よけスプレーがあるように、アロマオイルには防虫効果が期待できるものがあります。
簡単にできるタンスやクローゼットで使える防虫効果のある匂い袋はいかがでしょうか? 作り方をご紹介します。
<手作り匂い袋の作り方>
材料:重曹 60g
アロマオイル(防虫にはレモングラスやパチュリがおすすめ) 10~30滴
アロマオイルをしみこませた重曹を入れる布や不織布、口を閉じるリボンなど
ビニール袋(アロマオイルを重曹にしみこませるのに使用)
注意:
アロマオイルを使用する際には、目に入らないようにする、火の気に気をつけるなど、記載されている注意事項を守ってください。
作り方:
1. ビニール袋に重曹を入れてアロマオイルを加えて振り混ぜる
2. アロマオイルがなじんだら布に包みリボンで結ぶ(ダシやお茶用のパックに入れてから包むと簡単です)
レモングラスやパチュリ単体でも効果がありますが、数種類のオイルをブレンドすると香りのアレンジも楽しめますよ。
レモングラス(フレッシュな爽やかさに甘さも加わった強い香りが特徴で虫よけに効果あり)、ラヴェンサラ(ハーブ調のさわやかな香り)を使ったアレンジラベンダー:レモングラス:ラヴィンサラ=3:5:2
パチュリ(オリエンタル系の甘くスパイシーな香りで古くから防虫剤や衣類の香り付けに利用)を使ったアレンジの例:
ローズウッド:パチュリ:ラヴィンサラ=5:3:2
もちろん、無臭の防虫剤を使ったうえで、香りだけを楽しむならお好みのオイルで作ってもOKです!
一度衣類の繊維に染みついた臭いはとても頑固。今年は臭いが染みつく前に賢くケアしましょう。