甘くておいしいチョコレート。仕事中、ホッとひと息つきたいときは、ついチョコレートに手が伸びてしまいますよね。チョコレートの甘い香りには、気持ちをほぐしながら集中力アップにつながる効果があるということがわかっています。
チョコレートのすぐれた効能に関する情報のほか、そんなチョコレートをよりヘルシーに取り入れる方法をご紹介します。

チョコレートが集中力をサポート

チョコレートの甘い香りをかぐと、心がほぐれて幸せな気分になれますよね。実は、チョコレート特有の甘い香気成分には、集中力を高めて注意力アップにつながる効果があることがわかっています。
チョコレートの香り成分が集中力アップをサポート
チョコレートの香りに含まれるフェニルアルデヒドやジメチルピラジンなどといった香気成分が、脳の中枢神経系を刺激。神経伝達物質であるドーパミンを分泌させます。ドーパミンは快楽物質とも呼ばれ、繰り返し分泌されることで「また快楽を得たい」という気持ちになるため、さまざまなことに意欲的なり、やる気や集中力のアップにつながるといわれています。
カカオに含まれるテオブロミンが集中力を高める
カカオに含まれるテオブロミンという成分も、大脳を刺激し、集中力や記憶力をサポートしてくれると言われています。脳内物質のセロトニンに働きかけて神経の緊張をやわらげるので、リラックス効果も期待できます。カフェインに近い仲間ですが、その作用はカフェインと比べてマイルド。そのため、「眠れなくなるのでは」「興奮しすぎてしまうのでは」と過剰に心配しなくて大丈夫。海外では、気持ちを落ち着かせてぐっすり眠るために就寝前にチョコレートを食べるという習慣もあるそうです。
さらにチョコレートは、脳にとって重要なエネルギーとなるブドウ糖、脳の活性化に欠かせないビタミンEやナイアシンなどのビタミン類、カルシウムやマグネシウムといったミネラル類も含んでいます。

チョコレートには、ほかにもこんな効能があります

集中力や記憶力、リラックスなど、忙しい現代人にとってうれしい効能があるチョコレート。しかし、チョコレートの効能はこれだけではありません。チョコレートの原材料であるカカオ豆は、ポリフェノールのほか、ビタミンやミネラル、食物繊維、良質な脂質を含んでいます。そのため、古くからぜいたくな嗜好品(しこうひん)としてだけでなく、医薬品としても重用された時代もありました。かつてヨーロッパでは、カカオが薬局で販売されていたこともあったのだとか。
カカオポリフェノールが美容と健康を底上げ!
ポリフェノールと聞くと赤ワインや緑茶を連想しがちですが、カカオにもポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは、悪玉コレステロールを増やしたり、抗酸化作用により身体のサビつきを防いだりしてすこやかに整える成分。若々しさキープを手助けしてくれるため、美容にも効果的です。
女性に不足しがちな鉄分・食物繊維も補給
カカオには、女性に不足しがちな鉄分も含まれています。鉄分は貧血のほか、月経不順、肌のくすみ、むくみといった症状をやわらげる手助けをします。さらに、カカオの食物繊維が腸内のバランスを整えてくれる効果が期待できるだけでなく、血糖値の急激な上昇を抑え、肥満防止にもつながるともいわれています。

チョコレートをよりヘルシーに取り入れる方法

「チョコレートを手軽に取り入れたいけれど、カロリーが気になる」という人も多いのではないでしょうか。でも間食として楽しむようにし、摂り過ぎに注意をすれば大丈夫。砂糖やミルクパウダー不使用の「純ココア」を使ったホットココアにして上手に取り入れてみてはいかがですか? ココアもチョコレート同様にカカオを原料とし、発酵させて乾燥・焙煎したものから作られています。
純ココアパウダーを少量のお湯で溶き、牛乳または豆乳を入れてよく混ぜ、電子レンジで温めます。甘みを足したい場合は、ダイエットシュガーやオリゴ糖、はちみつを加えるのもおすすめです。
ココアの湯気で甘い香りが広がり、ほっとひと息つけます。

自分だけでなく同僚への差し入れにも!

おいしいだけでなく集中力をサポートしたり、さらに美容と健康を底上げしてくれるチョコレート。ちょっとお疲れ気味のあの人にも、仕事の合間に差し入れをしてみてはいかがですか?