社会人生活が始まると、タバコを吸う上司に付き合ったり、飲み会に誘われたりと、髪に臭いがつく機会が増えます。学生の頃ならさりげなく逃げることもできましたが、先輩や上司だと文句を言うわけにもいきませんし、飲み会もいつも欠席というわけにはいきません。
そこで重要となるのが、外出先でも手軽に臭いを取る方法や、臭いを防ぐための事前対策を覚えておくこと。ほんの少しの手間で髪につく臭いがかなり軽減できます。

髪に臭いがつく原因

具体的な対策を立てる前に、まず、なぜ髪に臭いがついてしまうのかを知っておきましょう。
人が臭いを感知するのは、空中を漂う「ニオイ分子」が鼻の中に入って脳に信号が伝えられるからです。このニオイ分子は表面積の大きい場所に吸着する性質を持っているので、毛髪がたくさん生えていてからみつきやすい髪は絶好の休憩場所なのです。そのため、髪が臭くなることを防ぐためには、できるだけニオイ分子が付着しにくい状況を作ることが大切になります。

髪についてしまった臭いを軽減させる方法と予防策

外出先では臭いが気になってもすぐにシャンプーをすることができないので、ニオイ分子の付着を防ぐためには事前の対策やその場での対処が必要です。残念ながら臭いを100%防ぐことはできませんが、対策をするのとしないのとでは大違い。次のような方法を試してみましょう。

1.臭いをカットするスプレーをかけておく
こうした悩みを軽減させるため、髪専用の臭いをカットするスプレーが市販されています。これを髪全体にかけておけば表面に見えない膜を作ってくれるので、臭いが付きにくくなります。

2.髪をコンパクトにまとめる
髪の長い人は、短い人に比べると表面積が大きいのでニオイ分子が付着しやすくなります。そのままさげていると髪が広がりやすいので、ゴムやバレッタを使ってできるだけコンパクトにまとめましょう。可能であれば、帽子やスカーフで覆い隠すとより効果的です。

3.扇子であおぐ
バッグの中に扇子を入れて持ち歩き、臭いが付いたと思ったらこまめにあおいであげましょう。ニオイ分子は簡単に風に乗って飛ぶので、嫌な臭いが軽減されます。小型のドライヤーも便利です。
髪に臭いがついた時は、夜寝る前のシャンプーがおすすめです。
人間は寝ている間に大量の汗をかきます。汗をかいた状態にほこりや皮脂が混ざると雑菌が繁殖する元となるので、寝る前に一度きれいな状態にしておくことで、臭いの発生を抑える効果が高まります。枕の汚れを防ぐことにもつながるので、特に髪に臭いがついてしまった時は寝る前にシャンプーするようにしましょう。
正しいシャンプーの仕方はブラシをかけて髪のもつれをほぐし、38度ぐらいの熱すぎないお湯で全体をぬらします。しっかりシャンプーを泡立ててから、爪を立てないように洗います。最後にシャンプー剤をすべて洗い流し、コンディショナーなどを付けてドライヤーで乾かしてください。

まめな対処で髪を臭いから守ろう

髪をまとめたり、ニオイ分子を吹き飛ばしたりすることで臭いはかなり軽減されます。面倒でも、こまめに対処してきれいな髪を保ちましょう。また、1日の終わりには丁寧なシャンプーで汚れやニオイ分子を洗い流してくださいね。