新入社員は、良くも悪くも目立つ存在です。たくさんの上司や先輩に見守られてなにかと得をすることも多いですが、ひとたびマナー違反をすれば、「常識のない新入社員」の印象がついてしまうので要注意です。社会人は、臭いに関するエチケットを守ることも大切です。職場で嫌われるにおいの種類やその対処法を知り「さわやかな新入社員」を目指しましょう。

職場で嫌われるのはこんな臭い

ドクターシーラボが社会人の男女を対象に行ったアンケートによると、職場で気になる臭いには次のようなものが多いということです。
 汗の臭い
 口臭
 タバコの臭い
 ワキガなどの体臭
 きつすぎる香水やコロン
また、このアンケートの結果以外でも「柔軟剤の香り」に迷惑していると訴える人も多いようです。近頃、洋服にいつまでも香りが残るタイプの柔軟剤が多く出回っていますが、職場に着ていく服にはあまり使わないほうが良いかもしれません。

出かける前にできる臭い対策

朝、家を出る前に臭い対策をしておくことで、日中の臭いはかなり抑えることができます。次のような方法が効果的なので、ぜひ試してみてください。

シャワーを浴びる
お風呂に入っていても、人間は寝ている間に500mlのペットボトル1本分もの汗をかきます。朝起きるころには雑菌が汗やほこりと混じり合って増殖し、臭いやすい状態になっています。この状態は、出かける前にさっとシャワーを浴びることで防ぐことができます。汗と皮脂を落とすことができれば良いので、石けんで軽く全身を洗うだけで十分ですが、頭皮の臭いが気になる人は、髪の毛も洗うとよりよいでしょう。シャワーの後は、再び雑菌が増殖する前に制汗剤をつけておくとよいでしょう。

臭いのとれない衣類は漂白剤で洗う
布類に一度付着した雑菌は、通常の洗濯ではなかなか落とすことができません。きれいになったように見えますが、実は繊維の奥にしつこくこびりついており、しばらくするとまた嫌な臭いが再発してしまいます。そこで役に立つのが酸素系の漂白剤。40~50度程度のお湯に漂白剤をとかし、30分ほどつけ置きしましょう。強力な酸の力でがんこな汚れを分解してくれるので、臭いが気になる衣類に使ってみましょう。

職業別の臭い対策

仕事によって、特に気をつけたい臭いも変わります。

営業・接客業系のお仕事
取引先やお客様と直に接する機会の多い営業や接客業の人は、会話をする時に不快感を与えないよう、口臭対策には特に気を配る必要があります。食事の後はもちろん、タバコを吸った後にもハミガキをしましょう。それが無理な時は、ガムを噛んだり消臭サプリを飲んだりするだけでも効果があります。
特に、消臭サプリは体の中から臭いの原因を消してくれるので、飲み続けるうちに徐々に口臭が改善される可能性が高いのです。水かぬるま湯で飲むだけなので、忙しい時でも手軽に対策できるところも魅力ですね。

肉体労働系のお仕事
宅配便のドライバーやスポーツのインストラクターなど、体を動かす仕事の人は体臭が気になるポイント。着替えを余分に持ち歩き、汗をかくたびに着替えると臭いにくくなります。その際、デオドラントシートなどを使って汗を拭き取り、制汗剤をつけ直すことも大切です。
また、抗菌・防臭加工の下着を身につけるのもおすすめです。最近注目されている抗菌・防臭加工の下着には、汗を乾きやすくするだけではなく、におい成分を分解する素材が使われています。また、雑菌の繁殖を抑える役割もあるので、臭い方に差が出ます。着替え用も持ち歩くと、汗をたっぷりかいても安心です。

エチケットを守って、愛される新入社員になろう

仕事を覚えることはもちろん大切ですが、周囲に不快感を与えないことも、社会人として当然身につけておかねばならないマナーです。毎日のちょっとした気配りで、臭わない生活を目指しましょう。