換気扇をかけてもなかなか消えない食べもののにおい。特に揚げ物をした後のにおいは消えにくく、油のにおいが居間にまで漂ってくることも。特に夏は気温が高くなるため、食べものが腐りやすかったり、においが出やすくなる時期です。できるだけキッチンににおいが残らないようにするアイデアをご紹介します。

ハーブは消臭にも一役

緑があると気持ちがなごむものです。街でもグリーン化の動きが活発化しており、文具専門店の伊東屋では、水耕栽培で野菜を育てる植物工場がカフェ併設フロアに設置されました。グリーンを今風に取り入れるアイデアに習って、キッチンにハーブを取り入れてみませんか。基本のハーブ4種についてご紹介します。
 ミント
葉を摘んでフレッシュミントティーにしたり、お風呂に入れて入浴剤にしたり、リフレッシュしたいときに最適なハーブです。ミントを薄めたものを拭き掃除に利用すれば、ゴキブリ対策にもなります。
 ローズマリー
薄い青紫のかわいらしい花を咲かせるハーブです。暑さや乾燥に強いため、あまり手をかけなくても育てやすく、置いておくだけで消臭効果が得られたり、リースにして飾ったりとさまざまな楽しみ方が得られます。レモンとローズマリーを熱湯につけて1晩煮出したものは、虫よけスプレーとして活用できます。野菜などへかけて、虫がつくのを防止にも利用可能です。
 バジル
葉を乾燥させたものに、消臭効果があります。生葉はつぶして虫刺され時の薬代わりに使うこともできるため、夏に虫にさされた際などに役立ちます。
 ゼラニウム
きれいな花が咲くゼラニウムの花は、観賞用にも向いています。花や葉から強い香りが出るセンテッドゼラニウムには蚊除けの効果があるといわれます。

重曹とクエン酸を使って掃除

揚げ物をしたとき、魚をコンロで焼いたとき、調理器具ににおいがうつってしまうことがあります。換気扇周りに油がこびりつくこともあります。少しでもにおいがつかないようにするためには、油汚れを落としておく必要があります。そんな油汚れにお困りの方に、試していただきたいのが重曹とクエン酸を混ぜて汚れを落とす方法です。
重曹はアルカリ性のため、油汚れ、生ごみなど酸性の汚れを落とすことができるアイテムです。一方クエン酸は酸性のため、石鹸カスやタバコ、ポットの中の汚れなどアルカリ性の汚れを落とすことができます。重曹とクエン酸を混ぜれば、酸性、アルカリ性両方の汚れを落とせるので便利ですが、ブレンドしてもいいのかちょっと心配になりますね。実は重曹とクエン酸は混ぜても問題がないのです。ただし、同じ割合で混ぜると中和してしまうため重曹とクエン酸を2:1の割合で混ぜるのがコツです。これにぬるま湯を2の割合で混ぜれば、酸性、アルカリ性両方の汚れを落とせる掃除用液体の完成です。油汚れだけでなく、水垢やぬめりなどもきれいに落とすことができて、とても便利です。ただし、混ぜるな危険と書かれている製品は使用しないように気をつけましょう。

お茶やコーヒーの出がらしを炒る

昔からの方法でお茶やコーヒーの出がらしを使う方法があります。そのままフライパンで炒る、もしくは水を入れて煮た後、1~2時間放置すればにおいが消えます。手軽にできるため、食べもののにおいが消えないときにぜひ試したい方法です。

ほかに無臭ロースターを使うという方法も

現在は、においを出さずに調理ができる無臭ロースターという優れた電化製品も出ています。消臭効果のあるハーブを置いたり、汚れを落とすほかに、できるだけにおいを残さないような調理器具を選ぶことも、食べもののにおいを残さないために有効だといえるでしょう。