気温が高くなってきましたね。仕事などで長時間靴をはいていると、気になってくる足のニオイ!毎日お風呂で洗っているのに、仕事が終わる頃には足がにおうのはどうしてでしょう。

○足のニオイの原因とは?
足のニオイは汗や雑菌がにおっているというイメージがありますが、実は雑菌が角質や脂質を分解したときにできる「イソ吉草酸」が原因で、アンモニアの2万分の1の濃度で臭気を感じるという強烈な物質です。

○雑菌の正体は常在菌
ですが、誤解してはいけないのは「雑菌=悪」というわけではないことです。この雑菌とは、私たちの体の表面にもともと住んでいる常在菌を指します。常在菌は、古い角質や脂質を分解することで皮膚の表面を弱酸性に保ち、これがバリアとなって空気中の細菌から肌を守ってくれます。乾燥などでこの常在菌がいなくなってしまうとバリア機能が働かなくなってしまい、肌トラブルの原因となってしまいます。

足は靴をはくことで蒸れて高温多湿になり、常在菌が好む環境になりがちです。肌を守ってくれる常在菌ですが、増えすぎてしまうと今度は悪臭の原因となる物質「イソ吉草酸」を作り出してしまうわけです。
靴をはかなければ足もくさくならない、ということになりますがそれは現実的ではありませんね。一日の終わりのバスタイムに消臭・殺菌効果のある石けんで足を洗って、常在菌のバランスを正常に戻してあげましょう。

○足のニオイには、ボディーソープよりも石けんを!
足のニオイ対策としては、ボディーソープよりも石けんがおすすめです。ボディーソープには保湿成分が配合されていることが多く、ただでさえ靴の中で多湿になりがちな足にさらに油分や水分を与えることになってしまうのです。

○足のニオイに効果的な石けんの選び方
消臭・抗菌の高いものを選ぶとよいでしょう。
以下に、石けんを選ぶ際に参考にしたい有効な成分をご紹介します。

・クロロフィル(鉄クロロフィリンNa)
サプリメント等の成分として、クロロフィルの名を耳にしたことはあるかと思います。これは葉緑素のことで、人の体に対して抗菌作用や抗酸化作用といった有効な働きがあります。クロロフィルは油溶性で水に溶けにくいため、水溶性にしたものがクロロフィリン、鉄と結合させて人工的に安定化させたものが鉄クロロフィリンです。

・柿渋(カキタンニン)
柿渋の主な成分がカキタンニンで、高い消臭効果があります。自然由来であることから安全性も高い成分です。

・ミョウバン
ミョウバンは昔から愛用されてきた制汗成分です。古代ローマ人にも愛用されたミョウバンはカリウムやアンモニウムなどの金属が結晶化したもので、殺菌作用や防腐作用にも優れています。酸性のミョウバンは、汗に含まれるアルカリ性の臭い成分を中和することで刺激臭の発生を食い止める働きがあります。

○注意点
これらの消臭・抗菌効果の高い石けんは、足以外の箇所に使うのは慎重にした方が良い場合があります。足の裏は常在菌が繁殖しやすく角質も厚いため、洗浄力の高い石けんを使っても大丈夫なのですが、もとから常在菌バランスの整っている部分に使用すると、必要な常在菌までも取り去ってしまうからです。

足のにおいケアは、上記に記載した消臭成分が配合されている石鹸を使用する、さらに、細かい足の爪や角質のケアをしっかりと行うことで足の嫌な臭いはだいぶ改善されます。
臭いの問題は、本人にとってはとても辛い悩みです。だからこそ、早めの対策を実施して楽しい毎日を過ごせるようにしていきましょうね!