ニオイというとまず気になるのが「口臭」ですよね。慢性的な口臭に悩まされている方も多いのでは?歯を磨いても取れない口臭は、細菌の集合体「バイオフィルム」が作り出しているものかもしれません。その場合、どのように除去したら良いのでしょうか?

口臭の原因「バイオフィルム」とは

バイオフィルムは、雑菌が集合したヌメリのことを指します。口の中の歯垢(プラーク)や舌苔だけでなく、おうちの排水溝やお風呂場のヌルつきもバイオフィルムです。
雑菌の種類は違えど、口の中にあるプラークや舌苔が排水溝のヌメリと同じなんて、ショックですよね…。排水溝のヌメリを放置しておくと悪臭を放つのと同じく、口内のバイオフィルムも、歯磨きなどを怠って放置しておくと臭いを放つように。これが口臭の原因の1つであるといわれています。
また、このバイオフィルムの中には、「抗生物質などが全く効かない強力な細菌」がいることが明らかになっています。
つまり、臭いを消すためどんなに歯磨きやマウスウォッシュをしても口内に居座り続け、においを発し続ける細菌がいるということです。
どんなに歯を磨いても、マウスウォッシュをしても何か臭う…という場合は、バイオフィルム中の強力な細菌が原因となっている可能性があります。

ペパーミントとシナモンがバイオフィルムを撃退

先ほど少しご紹介した「抗生物質も効かない強力な細菌」ですが、近年のアメリカでの研究では、何をしても除去されなかったバイオフィルムがなんと「ペパーミント」と「シナモン」で除去できたという結果が明らかになりました。
この強固な菌が除去できたということは、これまで完治や治療が難しかった病気の早期完治やアンチエイジング対策がよりしやすくなるかもしれない!と、医療、美容業界全体でも話題になったようです。
ちなみに、バイオフィルムが原因で引き起こされる病には、糖尿病や肺炎、気管支炎、皮膚疾患などが挙げられます。
バイオフィルムが除去可能になったことで、これらの病の予防ができるかもしれませんね。

・ペパーミントとシナモン。どんな相乗効果があるの?
これらのハーブには、下記のような共通の効果があります。
1) 殺菌・抗菌作用
2) 抗ウイルス効果
3) 加温効果

これらの3つの共通効果をもつハーブを同時に使用することで、より強力な殺菌効果や修復効果が見込めるのです。
たとえば、口臭が少し気になった場合は、歯磨きの際に歯磨き粉にそれぞれの精油を1滴ずつ混ぜて使うと虫歯や歯周病の予防になるそうです。

口臭撃退効果抜群!マウスウォッシュの作り方

歯磨き粉にアロマ精油を垂らすのも効果的ですが、口内のより広い範囲や舌の臭いも除去したい場合は、マウスウォッシュの使用をおすすめします。
口臭で悩む方以外にも、市販のマウスウォッシュじゃ刺激が強すぎる、なるべく自然のものを使いたい、という方にもおすすめの手作りレシピをご紹介します。

準備するもの(2日分):
・水…1カップ
・シナモンパウダー…小さじ1
・ペパーミントオイル(精油)…3~5滴
・コーヒーフィルターや網など目が細かい調理器具
・遮光瓶

ペパーミントオイルはお好みで量を調整してみてくださいね。

作り方:
1. まず、水を沸騰させます。
2. 沸騰したら、シナモンパウダーとペパーミント精油を加えて10分程度煮出します。
3. 10分後、粗熱をとり、網などで濾して冷まします。
4. 3.でできたものを遮光瓶に注いで完成です。

気をつけること:
できたものは劣化を防ぐため、使用日数に関わらず冷蔵保存しましょう。
また、無添加のレシピですので、作ったらなるべく早めに使い切りましょう。
使用の際は、固まったペパーミントオイルが口内を刺激する可能性がありますので、よく振ってから使いましょう。
こちらのレシピは、マウスウォッシュとしてだけでなく、うがいに使っても良いそうです。うがいに使う際は、誤って飲み込まないようご注意くださいね。

バイオフィルムの存在や正体と、ミントとシナモンを使った除去方法をご紹介しました。天然のハーブで病気や口臭の原因を予防・撃退できるなんて驚きですよね。口臭に悩まされている方、ぜひマウスウォッシュをお試ししてみてはいかがすか?