新しい場所、新しい人間関係。自分を取り巻く環境ががらりと変わる春は、緊張からなにかと汗をかきやすい季節です。困るのは、それが不快な臭いにつながってしまうこと。「スメルハラスメント」という言葉もあるように、嫌な臭いが原因で人間関係が壊れてしまうケースもあります。せっかくの新しい出会いに影響が出ないよう、効果的な対策法をご紹介いたします。

汗の悩みに関する意識調査結果

ニベア花王株式会社が20~59歳までの男女2209人に対して行った「汗の悩みに関する意識調査」によると、「緊張したときに汗をかきやすい」と自覚している人は全体の6割におよんだそうです。特に汗をかきやすいと感じるのは「ワキ」で、臭いが強くなりやすいところでもあることから深刻な悩みへと発展するケースも多く、臭いを気にして皮膚科を受診する人も。わきがなど治療を受けなくてはならないケースもありますが、そこまで重度ではない場合は、毎日お風呂に入って体を清潔にしたり、市販のデオドラント剤を使ったりすることである程度臭いを防ぐことは可能です。

どのような場面で緊張しやすいのか?

青山ハッピー研究所の調査によると、多くの人が「緊張しやすい」と答えたのは、やはり「人前に出る場面」でした。新社会人ともなれば先輩方の前で挨拶をしたり、主婦でもPTAの役に選ばれて、多くの保護者を前に司会をしなくてはならないということなどがあります。それぞれの立場で、人前に出る機会は意外と多いでしょう。
また「初対面の人に会うとき」も、多くの人が緊張しやすいと答えました。相手がまだどのような人なのかがわからないうちは、自分も振る舞い方がわからず緊張します。相手が自分より目上の人であればなおさらです。
そのほかに、「苦手なことに挑戦するとき」「初めての経験をするとき」など、思わずうなずう場面もあるようです。

外出先でできる汗対策

すぐにシャワーを浴びるわけにはいかない外出先では、事前の準備やこまめな対応が「臭う」「臭わない」の分かれ道となります。具体的な対処法を知っておきましょう。
 こまめに汗を拭く
汗そのものは無臭ですが、そこに皮脂やほこりなどが混ざって細菌が繁殖すると、あの独特の嫌な臭いが発生します。そこで、臭いを防ぐためには細菌のエサとなる汗を肌に残さないことが大切です。汗をかいたら、デオドラントシートなどを使ってこまめに拭き取りましょう。仕上げにデオドラント剤をつければさらに効果的です。
 臭いを吸収するインナーを着用する
着ているものに汗が付着すると、どうしてもそこから臭いが発生します。そこで便利なのが、下着に汗の臭いを瞬時に分解する機能をつけた「消臭インナー」。汗を発散させて肌に張りつかないようにする工夫もされているので、蒸し暑い日も快適に過ごせます。

できるだけ、緊張しないようにするための心構え

誰でも、人前に出たり慣れないことをしたりするときには緊張します。緊張していることに気持ちが集中するとますますあがってしまうので、「自分は、今、何をすべきなのか」を考えるとうまく意識をそらすことができるでしょう。仕事でミスをしないためにも、目の前のことに集中するのは大切です。
また、「今、自分はとても緊張している」と認めてしまう方法もあります。「緊張してはいけない」と思えば思うほど余計に緊張してしまいますが、素直な感情を認めてあげることでかえって気持ちが落ち着き、深呼吸する心の余裕が戻ってくるのです。

「緊張」をうまくコントロールして、汗の臭いを防ごう

精神的な汗は、緊張する場面を減らすことでかなり防ぐことができます。何事も前向きにとらえ「緊張していることを知られたくない」というプライドは捨てましょう。人前でのスピーチなら「実は、今とても緊張しています」と最初に伝えてしまうことで、ずいぶんと気持ちが楽になりますよ。