リラックスするといわれるアロマですが、妊娠中の女性にとっては、アロマの種類により役に立つこともあれば、悪い影響をおよぼすこともあります。
とはいえ、悪い影響と聞いて、使うのを避けてしまうのはとてももったいない!しっかりと影響を理解すれば、出産の強い味方にすることもできるのです。今回は、妊婦さんに適した香りと、避けた方が良い香りをご紹介します。

妊婦さんにとって香りとは

身体的にも精神的にも大きな変化が訪れる妊婦さんにとって、ストレスを取り除くアロマは正しい使い方をすれば非常に役に立つものです。出産時に、陣痛・出産・産後と状況に応じてアロマを使い分け、痛みを取り除き分娩をうながすアロマ出産という出産方法もあるほど。ただし、妊娠していない時よりも嗅覚が敏感になり、体への影響も強く出てしまうため、自分でアロマを使用する際は注意が必要です。
アロマオイルは分子が小さいため、胎盤を通して赤ちゃんに届くことも考えられるので、妊娠5ヵ月以降安定期に入るまでは芳香浴だけにとどめ、マッサージや入浴剤としての使用は控えることをおすすめします。どうしてもオイルマッサージをしたい場合は、ホホバオイルやグレープシードオイル、オリーブオイルなどのキャリアオイル(10ml)に、適した精油を1~2滴いれた薄い濃度で使用するのがよいでしょう。保湿もできるので、肩こりや妊娠線の予防、足のむくみなどの予防にもなります。

妊婦さんに適した香り

では、妊婦さんでも使える香りはどのようなものがあるのでしょうか。妊娠中の悩みに役立つ香りを3つご紹介します。ただし、人により差がありますので、使用前にかかりつけの医師に相談しておき、無理のない範囲で使用をしてくださいね。

つわりをやわらげる香り
スイートオレンジ、レモン、グレープフルーツなどの気持ちをリフレッシュさせ元気にしてくれる柑橘系や、胃腸の働きを整えてくれるペパーミント、ジンジャーなどがおすすめです。これらは妊娠初期からでも使用できるアロマなので、芳香浴などで適度に取り入れるのがおすすめです。

頭痛に最適な香り
頭痛には気持ちを落ち着けると言われるタイム、バジル、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリーなどが最適です。強すぎる香りは症状を悪化させてしまうこともありますので、香りがきつい場合は同じ成分のハーブティーなどで取り入れてもよいかもしれません。
マタニティブルーをやわらげる香り
ホルモンバランスを整えるジャスミン、気分を高揚させる働きのあるグレープフルーツなどがいいと言われています。

妊婦さんが避けたほうがよい香り

このように、妊婦さんの味方でもあるアロマですが、妊婦さんが避けたほうがよい香りもたくさんあります。妊娠初期から安定期に入るまでは使用を控えたほうがよいアロマは、ゼラニウムオイル、ラベンダーオイル、イランイランオイルなど。また、妊娠中に使用を控えたほうがよいアロマは、ジャスミンオイル、ローズオイル、レモングラスなどです。これらは、皮膚を刺激してしまう感化作用や刺激性、毒性を持ってしまう可能性があるため妊娠中は極力避けたほうがよいと言われている香りです。ここに記載したものはほんの一部ですので、香りを使用する際は都度きちんと確認をして使用してください。

香りを味方につけましょう

妊娠中は、普段の体調や体のバランスとはがらりと変わってしまうこともあり、ストレスがたまりやすい時期でもあります。薬をあまり使いたくない妊娠中こそ、香りを味方につけて、体調管理に役立ててみてください。