クサくなりたくないなら未然に防ぐ!汗を抑えるポイント

体臭

んだん日が短くなり、秋の気配が漂ってきました。秋といえば、やっぱりスポーツ! すがすがしい気候の中で、思いっきり体を動かしたいですよね。しかし、スポーツといえばやはり汗がつきもの。汗臭くなって周囲の人に迷惑をかけないよう、うまく汗を抑えるポイントを覚えておきましょう。

リンパ節を冷やす

冷たいタオルやペットボトルなどでリンパ節を冷やすと、体温の上昇を防いで汗が出ることを抑えてくれます。
冷やすべきポイントは、次の5つ。
 首の後ろ
 鎖骨
 脇の下
 膝の後ろ
 太ももの付け根
 手首の内側
特に、首の後ろには太い血管が通っているので、そこを冷やすことにより、高い冷却効果が期待できます。

ツボを押す

人間の体には、無数のツボがあります。そして、その中には指でグッと押すだけで汗を止めてくれるものもあるのです。いくつかご紹介します。

・労宮のツボ
「労宮」は、手を握ってこぶしを作ったときに自然と中指が当たる場所です。ここを約5秒、ギュッギュッとマッサージするように刺激してみましょう。ただ汗が止まるだけではなく、気持ちをリラックスさせる効果もあるので、緊張による汗をかいているときにもおすすめです。
・合谷のツボ
親指と人差し指の間にあるツボです。ここを指でゆっくりと刺激すると、汗を止めるのに効果があります。
・後けいのツボ
手の小指側の側面に、骨が出ている部分があります。その真下が後けいのツボです。反対の手の親指で「気持ちいい」と感じる程度に刺激を与えましょう。

汗をかいてもクサくなりにくい、質の良い汗に変えていく方法

どんなに気を付けていても、気温や湿度の高い場所にいたり、思いっきり体を動かしたりしたときには汗をかきます。もし「全く汗が出ない」という人がいたら、それはそれで問題なので熱中症や脱水症状、無汗症を疑ったほうが良いでしょう。
大切なのは、汗をかいても嫌な臭いを発生させないこと。汗には質の良いものと悪いものがあり、質の悪い汗はベタベタしてものすごく臭うのです。

半身浴でどんどん汗をかく
美容と健康に良いとして人気の半身浴ですが、良質な汗づくりにも効果的です。
汗が出てくる「汗腺」という部分は、実は鍛えることができます。そして、汗腺を鍛えるには、とにかく大量に汗をかくことが大切なのです。運動不足が続いている人は、半身浴をしても最初はなかなか汗が出ないかもしれません。しかし、あきらめずに続けているうちに必ずたくさんの汗をかけるようになるので、地道に続けていきましょう。お湯の温度は38度ぐらいにして、姿勢をまっすぐに保ち、みぞおちの部分まで浸かるようにします。また、脱水症状を防ぎ、汗をかきやすくするため、こまめに水分補給しながら20分以上行ってください。

肉類の摂取量を減らす
普段肉類をよく食べる人は、脂質の分泌が増える傾向にあります。そのため、汗をかいたときに酸化して強い臭いを発するのです。肉類を減らして、魚や野菜中心の食生活に変えてみましょう。どうしても肉を食べたいときは、同時に野菜もたっぷり摂るようにしてください。

体を動かしても“汗クサい人”にならないために

気候がよく、スポーツをするのに最適な秋。
でも、体を動かすたびにクサくなっていてはウキウキ気分も台無し!周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。悪臭を防ぐには、日頃の生活習慣に気を配ることがとても大切。また、汗を抑える方法を知っていると便利ですので、いざというときは使ってみてくださいね。

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